過食症の最も辛い時期とよばれるあたりになると、どういうような特質が見られるのでしょうか。
過食と嘔吐の繰り返しの頻度が高くなり、精神のバランスがおかしくなる段階を経ると、食事自身体に変化が見られるようになってきます。
大抵の人は食事が楽しいとか、心地良いとか、ポジティブな感覚があるものですが、この段階の過食症の人はこうした事を感じなくなるのです。
ほとんど義務化されているような感覚、ただの習慣として捉えるようになるといわれています。
また、過食をしない事により精神のバランスがおかしくなり、過食をしたり嘔吐をする事が生活習慣になってしまう場合があるみたいです。
そして、この段階に入るまで普通に社会生活を送る事ができていた人も、このあたりになるとやがて支障をきたし初めるようになるのです。
また、この段階の過食症の人は、心身ともにとっても余裕があるとは言えない状態に陥っていて、人によっては苦しさから自傷行ために走る事もあるみたいです。
身近に相談相手がいる場合は別として、多くの場合は相談をもちかける事ができず、自身だけで家にひきこり、過食と嘔吐を繰り返す暮らしになる傾向があるみたいです。
また、嘔吐により生理不順、虫歯の増加を招いたり、嘔吐に血液が入っているなど多種多種いろんな状態を起こす事が可能性としてかんがえられます。
初期の過食症でうつ病を引き起こす人もいますが、心身ともに余裕がないこの段階でうつ病を引き起こしてしまうと、深刻な自傷行為をする畏れもあるため、病院や身近な信用出来る人に相談する必要があるそうです。